山形特急転覆事故

 山形県庄内町でJR羽越線特急「いなほ14号」が脱線転覆した事故で、酒田地区消防組合が26日夜、救助活動をいったん打ち切っていたことが分かった。
 関係者の話を総合すると、県警は同日午前1時半ごろ、ある家族から「列車に乗っていた可能性がある」と連絡を受けたが、県警庄内署が同組合に正式に伝えたのは27日午前9時半ごろ。同組合は26日夜、捜索を打ち切り、27日朝に再開。一方、県警はその間、捜索を続行。庄内署は「消防署長に連絡した際、『行方不明者がいるのを聞いている』と言われた」としている。
 同組合の阿部健治消防署長は「26日にファイバースコープで車両内をくまなく調べたが誰も見つからなかった」と中断理由を説明。一方、県警の佐川範夫広報相談課長は「乗客数が明確に分からないのだから、安否情報の有無にかかわらず、列車の下を確認するまで捜索活動を続けるのは当然。連絡まで時間を要した理由はコメントできない」としている。
会議では、人命救助を優先することや、意思の疎通を図るため連絡を取り合うことなどを確認。会議参加者によると、県警側から消防に対し「もっといろんなことを聞いてきてもいいのではいか」との意見が出されたのに対し、消防側が語気を強める場面もあったという。社会にでると仕事のこととか、いろいろ周りから、あぁ〜じゃないこ〜じゃないとか文句をつけたられたり大変だなっと思った。
けど、なるべく少しでもいいからはやく行方不明者を見つけだしてもらいたいものですね。